ミュール
ミュール・サンダルはデザインも豊富なので、タウン用、リゾート用などといくつか持っていたいアイテムです。ミュールはかかとが覆われていない、つっかけのような形をした女性靴です。かかとを止めることができるサンダルに対してミュールにはありません。昔のヨーロッパでは泥除けのために靴の上から履いたり、室内用のスリッパとして使われたりしていました。当時はヒールもなく、バックレス・サンダルと呼ばれていたそうです。それが今ではタウンシューズとなり、日本でも高い人気を誇っています。かかとを止めるという作業のあるサンダルに対して、ミュールはそのまま履くことができるので、靴の脱ぎ履きが多い日本ではもってこいの履物といえます。ミュールはヒール付きバックレスの寝具用スリッパとして、1940年頃から登場しました。それがタウンシューズとなったのは1950年代のこと。1958年頃にはタウンシューズとしてサックドレスなどとともに着用され、さらに当時はヒールが尖った細い形のピンヒール型もあったようです。ミュールはリボンやラメ、ラインストーンによる装飾など、女性らしさを強調するような華やかな意匠が取り入られています。そんな華奢でありながらも豪華にみえるミュールは、華やかなパーティーシーンに欠かせません。また、夜の世界で働く人にとってもミュールは定番アイテムです。ミュールは上品さと華やかさを兼ね備えた、女性にとって理想の履物といえます。